チャップアップは、育毛剤関連の賞を多く受賞している、人気の育毛剤です。使ってよかったランキング1位や2017年売上ランキング1位など、実績十分な育毛剤です。
そんな人気のあるチャップアップにも悪い面がないのか、調べてみたところ、副作用という気になるワードを目にしました。どうやら、育毛剤には副作用の問題がつきまとうようです。
育毛剤は髪の毛を生やすための薬なので、ホルモンに関わるトラブルが起きそうなイメージが強いためです。
私も、育毛剤使ったら、せっかく髪の毛増えても、子供が作れなくなるんじゃないか!?と不安に思ったこともあります。
実際、育毛剤のように、薄毛を治療する薬には副作用に注意が必要なものもあり、AGA(男性型脱毛症)の薬などは、副作用のおそれがあるので、医師の処方なしでは服用することはできません。
では、肝心のチャップアップに副作用の心配はあるのでしょうか?
今回は、チャップアップの副作用について徹底的に調査しましたので、説明していきます。
結論が気になる方のために、先に申し上げますと、チャップアップは、副作用の可能性が低い育毛剤です。
Contents
私がチャップアップを使い始めた理由
私は、20代半ばから、抜け毛が急に増え始め、1年ほどでみるみる毛が薄くなってしまいました。そこで薄毛の悩みを解消すべく、育毛剤で治療しようと思い、チャップアップを使い始めました。
チャップアップを使い始めてからは、少しずつ抜け毛が減っていき、だんだんと回復してきているのを感じています。
チャップアップは私にとって最適な育毛剤でした
私がチャップアップを使い始めた理由は、20~30代が使う育毛剤として最適だと思ったからです。
20~30代の薄毛の原因は、大きく分けて、「頭皮環境の悪化」と「AGA(男性型脱毛症)」の2つがあり、特に「頭皮環境の悪化」が原因であることが多いです。
それに対し、チャップアップは「頭皮環境の悪化」へのアプローチに重きを置いている育毛剤で、かつ「AGA(男性型脱毛症)」にもケアできている育毛剤でした。
また、チャップアップは、育毛剤の中で一番売れている大人気の育毛剤であることもわかったので、私は薄毛を治すために、チャップアップを使いはじめました。
副作用がないこともチャップアップを選んだ理由
チャップアップを選んだ理由の一つに、副作用の心配がなさそう、という点がありました。薄毛の治療薬の中には、副作用があるために医師の処方が必要な薬もあります。
チャップアップを使う前の私は、医師の診断を受けた上で薬を処方してもらい、薄毛を治したほうがいいではないか、という思いが強かったです。
しかし、一方で、性欲や性機能に関わる副作用の可能性がある薬には抵抗がありました。まだ子供もいない私にとっては、そちらのリスクはとれないと思ったのです。
髪の毛が無事に生えても、男という生き物としての能力を失ってしまうことはかなり怖かったのです。能力を失うというのは、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、リスクが大きすぎると思いました。
その点、チャップアップは、天然由来の成分で構成されていることから、副作用の可能性が低い育毛剤であることを知りました。
副作用のことをあまり気にせずに使い続けることができるのは、継続的に使用する育毛剤にとっては、大切なことだと思います。
私自身、チャップアップを使い始めてから、体に異常を感じたことは一度もありません。それでもしっかりチャップアップの効果を実感することができているので、チャップアップを選択したことは間違いではなかったと思っています。
育毛剤に副作用のイメージがあるのはなぜか?
育毛剤と聞くと、副作用のイメージがありますよね。本来、薬の効果とは、薬の種類によって変わるものです。たとえば、風邪薬と言っても、鼻かぜに効くのか、のどに効くのか、さまざまであると思います。
しかし、育毛剤はその種類に関わらず、副作用のイメージが強いです。育毛剤を実際に使おうとなると、副作用の不安がよぎるのは私だけではないと思います。
これは理由があって、髪の毛がホルモンに関わるものであるというイメージが強いからです。髪の毛が薄くなるのは男性で、女性は髪が薄くなりづらいということで、性別の違いがあるので、ホルモンのイメージが強いんです。
そのため、ホルモンに関わる副作用というのは、子どもができなくなったり、男性らしさがなくなったりするという大きなリスクが、育毛剤の副作用に関する悪いイメージを助長させているのだと思います。
薬によっては、副作用のある薬もある
薄毛を治療する薬には、副作用に注意が必要な薬もあります。
それは、フィナステリドとミノキシジルという薬です。この2つの薬はAGA(男性型脱毛症)の治療薬として日本皮膚科学会に認められている薬です。
日本皮膚科学会にAGAの治療薬として認められている薬は、この2つだけです。
【治療薬①】フィナステリド
もともと、前立腺肥大症の薬だったのですが、AGAに効果があるということで試験を繰り返した結果、正式に治療薬として認められました。
AGAは、男性ホルモンの一種であるテストステロンという成分が、5α-リダクターゼという酵素によって、ジヒドロテストスロン(DHT)に変わるところから始まります。
フィナステリドは、5α-リダクターゼに働きかけ、DHTが作られるのを抑える役割を持っているため、AGAの進行を抑えることができます。
フィナステリドの副作用について
フィナステリドは副作用の心配が、わずかにあると言われています。
臨床検査における副作用発現率は、4.0%(276例中11例)
性欲の減退:1.1%(3例)
男性機能不全:0.7%(2例)
その他: 2.2%(5例)
引用:医薬品インタビューフォーム MSD株式会社 プロペシア0.2mg錠
わすかではありますが、男性機能に不調を感じた患者さんはいたようです。そのため、医師の管理の下、服用する必要があります。一般の薬に比べて、副作用が発症する確率は低いです。
その他、妊娠中の女性や20歳未満の男性は服用できません。これは、DHTが男性器の成長に影響しているためです。DHTが抑制されてしまうことで、男性器の成長を妨げてしまうため、禁止されています。
【治療薬②】ミノキシジル
ミノキシジルは血管を広げる作用のある薬で、元々、血圧を下げる薬として使われてきました。血圧を下げる薬の副作用として、毛を増やしてしまうということがありました。
そこで脱毛症の薬として試したみたところ、効果があったため、現在、AGAの治療薬として、推奨されています。
ミノキシジルの副作用
ミノキシジルには、かゆみや発疹といった副作用があるようです。ミノキシジルは塗り薬であるため、副作用としては、塗った部分のかゆみや発疹が多いようです。
調査施設でのアンケートによると、副作用発現率は、8.8%(3072例中271例)でした。
塗った部分のかゆみ:4.0%(123例)
塗った部分の発疹:1.4%(43例)
その他: 3.4%(105例)
〇引用:リアップX5 安全対策調査会議事録
ミノキシジルは、フィナステリドと違い、女性も使用できる薬です。しかし、胎児に影響する恐れがあることから、妊娠中の女性は服用することが禁止されています。
このように、薄毛の治療薬には、副作用に注意が必要な薬もあります。
チャップアップに副作用はあるのか?
ここまで、副作用のある薄毛治療薬の例を紹介しましたが、肝心のチャップアップに副作用の心配はあるのでしょうか?
結論から言うと、チャップアップは、天然成分で構成されているため、副作用がほとんどありません。
チャップアップの3つの有効成分
チャップアップの成分について、簡単に説明します。チャップアップには、厚生労働省から認められた有効成分が3種類含まれています。
【有効成分①】センブリエキス
センブリエキスは、血行促進する作用があります。頭皮環境が改善されるために、頭皮に栄養が行き渡る必要があります。センブリエキスは血行を促進することで、頭皮に栄養が行き渡りやすくする役割があります。
【有効成分②】グリチルリチン酸ジカリウム
グリチルリチン酸ジカリウムには、抗炎症作用があります。頭皮の炎症を抑えることで、頭皮のバリア機能を維持できるため、頭皮環境を維持することができます。
その特性を活かして、化粧水やシャンプーなどにも使われています。
【有効成分③】塩酸ジフェンヒドラミン
塩酸ジフェンヒドラミンも抗炎症作用があり、頭皮環境を整えるのに一役買っています。かゆみや腫れの原因となるヒスタミンという物質の分泌を抑えます。
ミノキシジルに匹敵する「M-034」
M-034は、海藻由来の成分で、頭皮の血行を促進する作用があります。育毛効果という点では、先ほど書いた日本皮膚科学会が発毛効果ありと認めたミノキシジルと同程度の効果を示すという研究結果があるほどです。
M-034の大きな特徴は、天然成分であるため、副作用の心配がほぼないと言われている点です。ミノキシジルは、かゆみや発疹が懸念されますが、M-034はそういった心配がほとんどありません。
このように、チャップアップは、天然成分で構成されているため、副作用を気にする必要はないと思います。しかし、副作用とは言わないまでも、チャップアップを使用することで現れる症状はあります。
チャップアップの使用で考えられる症状
チャップアップは基本的に天然成分で構成されているため、副作用の心配はほとんどないと言われています。
しかし、体質などによっては合わないこともあると思います。
そこで、ここからはチャップアップを使用した際にあらわれる可能性のある症状を挙げていきます。副作用とまで言わないまでも、チャップアップを使うことで発生する可能性のある症状はいくつかあります。
【症状①】かゆみ
チャップアップの使用して、起こる可能性のある症状で最も多いのが、かゆみです。かゆみが起きる理由はいくつかあります。
[かゆみの原因] 血行が促進された
血行が促進されて、かゆくなってしまうという症状です。血行が悪くなっていたところが血行がよくなると、かゆくなることがあります。
これはチャップアップが効いている証拠なので、いい傾向です。最初はガマンが必要ですが、使っていけばかゆみが引いていきます。
[かゆみの原因] アレルギー反応
もし、かゆみが長引く場合は、アレルギーによるかゆみかもしれません。チャップアップにはアルコールが入っているので、アルコールに敏感な人はかゆみが出ることがあります。
アルコール以外にも、チャップアップに配合されている成分にアレルギー反応が出て、かゆみが出てしまう場合があります。
かゆみが長引く場合は、使用をやめたほうがいいでしょう。
【症状②】頭皮が赤くなる
アルコールに敏感な人は、チャップアップを塗布すると、頭皮が赤くなる場合があります。お酒が弱い人の顔が赤くなりやすいように、チャップアップを頭皮に塗布すると、赤くなってしまうことがあるようです。
この場合は、アルコールの含まれていない育毛剤を使用することをおすすめします。
【症状③】頭皮が痛む
チャップアップを使用すると、頭皮に痛みを感じる場合があります。
痛みを感じる理由は、頭皮にキズやニキビなどがある場合に、チャップアップがその部分に染みて痛みを感じるのです。
また、チャップアップの何らかの成分にアレルギー反応を示した場合に、痛みを感じる場合もあります。
キズやニキビがある場合も、アレルギーが起きた場合も、そのまま使い続けることは体によくありません。その時点で使用をやめることをおすすめします。
副作用が出てしまった場合は?
チャップアップは、副作用の心配が少ない育毛剤です。しかし、体質によっては、上記のような症状が現れる場合があります。
もし、チャップアップを使い始めてから異常が現れてしまった場合は、その時点で使用をやめたほうがいいと思います。
皮膚科で症状をみてもらったり、使わずに経過を見たりして、回復を心がけましょう。薄毛を治したいのに、逆に髪が減ってしまったら最悪ですからね!
チャップアップで副作用が出やすい人
チャップアップは、副作用の可能性が低い育毛剤です。しかし、薬品である以上、確実にないとは言えません。体質によって、副作用が出やすい人もいます。
以下にあてはまる人は注意してください。
①アルコールに弱い人
②頭皮があれていたり、湿疹がある人
【特徴①】アルコールに弱い人
アルコールとは、具体的にはエタノールという成分です。お酒に入っているアルコールと同じ成分です。
注射をする前に塗る消毒もアルコールですし、病院や建物に入る際に手をアルコール消毒することも多いですよね。エタノールはそのアルコールと同じ成分です。
このアルコールに弱い人は注意してください。
チャップアップはエタノールが入っていて、使うときもエタノールの匂いが少しします。アルコールを塗ると、かゆくなったり、異常が出てしまう方は、注意しながら使用してください。
【特徴②】頭皮が荒れていたり、湿疹がある人
すでに頭皮にトラブルを抱えている方が使用すると、余計に悪化させてしまう恐れがあります。そのまま放置しておくと、育毛どころではなくなってしまいます。
もし、頭皮が荒れていたり、湿疹があるなどのトラブルがある場合は、治してから、使用することをおすすめします。
メーカーに副作用の見解を確認してみた!
チャップアップの副作用について、チャップアップを販売しているメーカーはどのように考えているのかを調べてみました。
チャップアップホームページの「よくある質問」
まずは、チャップアップのホームページを調べました。ホームページの中でも、「よくある質問」の項目に副作用に関わることが書かれていました。
Q.
使用できる人は限られていますか?
A.
男性女性問わず幅広い年代の多くの方にご利用いただいておりますが、以下の場合はご使用にならないでください。
・頭皮に傷やはれもの・湿しん・かぶれ・ただれ・色素異常などがある場合。
・使用中、赤み・はれ・かゆみ・しげきなどの異常があらわれた場合。
・使用後のお肌に直射日光があたって上記のような異常があらわれた場合。
Q.
傷、湿疹などの異常のある部位に使っても大丈夫でしょうか?
A.
頭皮に傷、湿疹あるいは炎症などがある部位には使用しないでください。完全に治癒してからのご使用をお願いします。
チャップアップを使える人に制限はないようですが、使ってみてから、異常が現れた場合や、すで、頭皮に異常を抱えている方は、使用を控えたほうがいいとのことですね。
メーカーに問い合わせしてみた
ホームページだけでなく、実際にメーカーに問い合わせしてみました。チャップアップを使用して副作用が出てしまった例があるのか聞いてみました。
また、私自身、アルコールに非常に弱かったり、乾燥肌だったりするので、そういった点も合わせて、問い合わせました。
まずは、私のほうから、以下のメールを送りました。
内容としては、まとめると、この3点です。
・チャップアップに副作用はあるのか
・アルコールに弱くても問題ないか?
・乾燥肌だが問題ないか?
この問い合わせに対する返答は翌日もらうことができました。
まとめると、このような内容です。
・チャップアップに副作用はあるのか?
⇒天然成分で構成されているため、今のところ、薬の副作用のような報告は受けていない、とのことです。薬の副作用とは、フィナステリドやミノキシジルのような副作用ということだと思います。
・乾燥肌だが問題ないか?
⇒季節の変わり目は乾燥しやすいため、フケやかゆみには注意が必要。対策としては、血行をよくすることで、「運動」と「防寒」を心がけましょう、とのことです。
・アルコールに弱くても問題ないか?
⇒これに関しては、明確な回答がありませんでした。私の書き方によくなかったのかもしれません。個人的には、今のところトラブルなく使用できているので、問題はないかなということで、納めました。
以下のメールが返信メールです。興味のある方は、読んでみてください。
副作用が出たら、返金保証制度を使いましょう!
チャップアップには、返金保証制度があります。チャップアップを使用してみて、不満があったら、チャップアップを購入したうち、1本目分を交換してもらえるという制度です。
返金制度は、チャップアップを使っても効果が出なかった人のためにあると思われがちですが、副作用が出てしまった人も使ったほうがいいです。
もっと言うと、副作用が出てしまったときこそ、返金してもらうべきだと思っています。
まとめ
今回は、チャップアップの副作用に関してお伝えしました。
チャップアップは天然由来成分で構成されているため、副作用の可能性は少ない育毛剤ですが、体質によっては、かゆみや頭皮の赤みなどの症状が起きる場合はあるようです。
私自身は、アルコールに弱く、頭皮も乾燥しやすいという体質です。薬品などにはけっこう弱い部類の人間だと思います。
そんな私でも今のところ、問題なく使えていますので、そこまで神経質になることはないかなとは思っています。
しかし、副作用が絶対に起きないということは言えないので、チャップアップを使う際は、今回お伝えしたことを踏まえて、薄毛を治していきましょう!