「ハゲはどこからハゲですか?」
「ハゲの基準ってどこからなんだろう?」
「自分はハゲに入るんだろうか?」
薄毛が気になり始めると、自分がハゲに入るのか、周りの人には薄毛と思われているのかなど、不安になりますよね。
自分では変化がわかりづらく、明らかに薄くなっていなければ、なかなか気づきづらいです。
ハゲや薄毛という言葉は、イケメンとかブサメンとかと同じように曖昧な言葉なので、基準はないようにも思えます。
しかし、薄毛というのは、進行度合いを測るための一定の基準や、薄毛かどうかの見分け方があります。
もし、薄毛の基準や見分け方を知っていれば、あなたにとって的確な対策をすることができ、薄毛に悩むこともなくなります。
ちなみに私は、このページで紹介する見分け方で自分の薄毛が始まっていることに気づき、対策を始めました。
このページでは、「薄毛を見分ける方法はあるのか?」「薄毛の場合、いい対策方法はあるのか?」ということを、私の経験も踏まえて解説します。
Contents
どこからがハゲなのかは、意外とハッキリしている
「ハゲ」という言葉には、実はある程度の基準があります。
なぜなら、ハゲは薬や育毛剤などで治療できるものだからです。
病気を治すときに、患者さんの病状が重いのか軽いのかがわからないと治療できないのと同じように、ハゲを治療するときも、どれくらい進行しているのかがわからないと治療できません。
AGA(男性型脱毛症)を治療するときには、進行度合いを見て治療を進めていくため、医学的に決められたハゲの度合いで基準が決まっているんです。
その基準について説明していきます。
しかし、すべてのハゲがAGAというわけではないので、医学的に決められた基準にすべての方があてはまるわけではありません。
医学的な基準以外にも、あなたの状況がハゲなのかどうかを判断する基準がありますので、そちらも合わせて説明していきます。
ハゲの基準:頭頂部と生え際の距離
まずは、医学的に決めれたハゲの基準に関して、説明していきます。
AGAを治療する際に、患者さんがどのくらいの進行度合いなのか診断する方法として、頭頂部と生え際の距離を測定するという方法があります。
AGAは、前頭部が薄くなることが多いので、前頭部がどれくらい後退してきたのかを測ることで、進行度合いを診断します。
前頭部が薄くなるときは、M字の部分が深くなります。M字の生え際と頭頂部が2cm未満の場合、AGAが発症していると診断されます。図で表すと以下の通りです。
引用:板見智 著 「専門医が語る 毛髪科学最前線」
上図は、AGAの患者さんを診断する際の、AGAかどうかを判断する基準の一つです。
AGAには、進行度合いに関しても、高島分類という分類方法で診断することができます。
もともと、ノーウッド・ハミルトン分類という欧米人向けの分類方法を、日本人向け作り替えたのが高島分類です。
日本人がAGAを発症した場合に、どのように進行するかが書かれており、多くの医師が高島分類に基づいて診断しています。下の図が、高島分類です。
引用:板見智 著 「専門医が語る 毛髪科学最前線」
Non-baldがAGAになっていない状態で、BaldというのがAGAが進行している状態です。
数字が大きくなるにつれてAGAが進行しているということを示しています。
vertexというのは、頭頂部という意味で、Ⅱ-vertexは前頭部が薄くなっていないのに頭頂部だけ薄くなっている状態を指しています。
高島分類が欧米人向けの分類と違うところは、”頭頂部だけ薄くなっている分類”があることです。日本人の場合は、前頭部が薄くなる前に頭頂部が薄くなることがあるからです。
このように、AGAは病院で治療を行うために医学的に決められたハゲの基準があります。
しかし、ハゲはAGAの人だけではないため、すべてが上記の基準に当てはまるわけではありません。
そこで続いては、医学的に決められた基準以外のハゲの判断方法について説明していきます。
ハゲの基準:友人・恋人に指摘されたとき
医学的に決められた以外のハゲかどうかを判断する基準として、友人・恋人に指摘されたとき、ということが挙げられます。
なぜ友人・恋人なのかというと、あなたのことを長い時間かけて、よく見ている人だからです。
ハゲるということを見るためには、
①昔と今を比べてどうなっているか
②周りの同世代と比べてどうなっているか
この2つを公平な目線で見ることが必要になります。そのときに、あなたやあなたの同世代についてよくわかっている友人や恋人であれば、かなり信頼できる診断となります。
友人や恋人があなたを見て、「ちょっと生え際キテない?」とか、「急に減ったな!」とか言われたら、それはハゲてきていると思っていいです。
友人の指摘は、かなり信憑性の高い診断です。辛いですが、現実を受け止めましょう。
ハゲの基準:自分で思ったら
もう一つの判断方法として、自分でハゲてきたと思ったら、という方法があります。
自分で鏡を見て、ハゲてきたと気づいた場合は、かなり進行している場合です。
なぜなら、自分のことはほぼ毎日見ているので、少し変化したくらいでは全然気づけないからです。わかりやすく変化しないと気づくことができません。
以前と比べて3割ほど減らないと気づくことができないとも言われています。
たとえば、鏡で見て、地肌が見えるようになったり、手で触って明らかにボリュームが減っていたりしてやっと気づくことができます。
そのため、自分でハゲてきたと気づいたら、間違いないと思っていいでしょう。
以上が、ハゲの基準についてです。AGAの基準を満たすこと、友人・恋人に指摘される、自分で気づくことのいずれかが当てはまれば、ハゲと言えます。
続いて、ハゲくると見受けられる変化について説明していきます。
ハゲになると見られる変化
薄毛が進行しているときは、以前と異なる変化が出てきます。なぜなら、薄毛が進行しているときは正常なときと比べて、髪が成長しづらかったり、抜けやすい状況にあるからです。
そこで続いては、ハゲになると見られる変化について説明していきます。
見分け方:先端が細い抜け毛
薄毛が進行してくると、先端が細い抜け毛が出てきます。
なぜなら、成長しきる前に抜けてしまうからです。
正常な髪の毛は、2~6年の間、少しずつ成長していって、成長が終わったら抜けていきます。
2~6年も成長していれば、髪の毛を切られることもあるので、通常の抜け毛は、毛根から先端まで太さが同じです。
抜け毛の先端が細いということはありません。
先端が細いまま抜けるというのは、一度も切られることなく抜けたことになるので、成長することなく抜けてしまった証拠なんです。
髪の毛が2~6年の間、成長する期間を成長期と呼びのですが、薄毛が進行し始めると、成長期が短くなります。
先端が細い髪があることは、成長期が短くなり、髪の毛が育ちづらい状況であることを示しています。
見分け方:抜け毛の量
薄毛が進行したときに見られる2つ目の変化として、抜け毛の量が多くなることが挙げられます。
薄毛が進行しているときは、髪の毛が育ちづらく、抜けやすい状態にあります。そのため、抜け毛も増えてしまうんです。
薄毛の進行中は、成長期が短くなるため、通常より、成長期の髪が少なくなります。
通常だと、髪の毛は1日100本抜けるのが正常だと言われています。
たとえば、髪の毛が10万本あるとすると、
成長期 → 9万本
それ以外 → 1万本
ということになります。
成長期以外の髪は3ヶ月で生え替わることがわかっているので、1万本を3ヶ月(90日)で割ると、だいたい1日あたり100本ほど抜けることになります。
一見多いようにも思えますが、これが正常な生え替わりです。
薄毛の進行がはじまると、成長期の髪が減り、成長期以外の髪が増えるので、抜け毛が増えてしまうんです。
先ほどと同じような計算をしてみましょう。髪の毛が10万本あるとして、
成長期 → 8万本
それ以外 → 2万本
という状態になった場合を考えます。
成長期以外の髪が3ヶ月で生え替わることので、2万本を3ヶ月(90日)で割ると、だいたい1日あたり200本以上抜けることになります。
正常なときと比べて、倍になっていますね。成長期の髪の毛が約10%減っただけ(9万本→8万本)でも抜け毛が倍になってしまうんです。
以上が、ハゲになったときに見られる変化です。先端が細い抜け毛や抜け毛の量が増えてきた方は、薄毛がはじまっているサインです。
私が薄毛に気づいたのは、「写真の比較」
ここまで、ハゲの基準と、薄毛がはじまったときの変化についてお伝えしました。
続いては、私自身が薄毛になったことに気づいた方法についてお話しします。
私の場合は、過去の写真を見ているときに気づいたんです。過去の写真を見ると、自分の髪が明らかに多く、薄毛が進んでいたんです。
元々髪が多かったので、減ったと言っても周りから指摘されるほどではありませんでした。しかし、自分で見てみると明らかに減っていたので、すぐにわかりました。
そのため、薄毛が気になり始めた方は、過去の写真を見返してください。今の自分との違いがわかって、薄毛の進行具合がわかりますよ。
薄毛の対策について
続いては、薄毛になったときの対策についてお伝えしていきます。
薄毛を治療するときに、オススメなのは、育毛剤です。
育毛剤をオススメする理由は大きく分けて2つあります。
①自分のペースで進められる
②副作用の心配がほとんどない
それぞれ説明していきます。
①自分のペースで進められる
育毛剤の治療は自分のペースで進められるという利点があります。
毎日風呂上りに頭皮に付けるということを続けられればOKです。
薄毛を治療する方法として、病院で治療してもらう方法もあります。
お医者さんに自分の状態を見てもらえて安心できる面もありますが、定期的に通院して、薬を処方してもらわなければいけません。
仕事が忙しかったり、予定が立て込んでいたりすると、病院に通い続けることは面倒になりますよね。
育毛剤であれば、自宅で治療が進められるので、自分のペースで無理なく治療を進めることができます。
副作用の心配がほとんどない
育毛剤は、効果の強い成分を使っていないため、副作用の心配がほとんどありません。
もちろん、育毛効果の期待できる成分は使われていますが、そこまで強力ではないので、副作用の心配がほとんどないんです。
一方で、プロペシアというAGAの治療薬などは、性欲減退や精子減少など性に関わる副作用の恐れがあります。
副作用が理由で、妊娠中の方や、思春期の子は服用できません。
このサイトに来てくださる方は若い男性が多いと思いますので、将来子どもを作ったり、結婚相手を見つけたりする際に、性に関わる副作用があることは、リスクが高いです。
育毛剤に関しては、そういった副作用を気にすることがないので、安心して使うことができます。
実際に私もチャップアップという育毛剤を使っていますが、性欲が減るなどの副作用は感じたことがありません。
そのため、薄毛が気になり始めた若い男性には、育毛剤での治療がオススメです。
まとめ
このページでは、どこからがハゲなのか?ということと、対策について、解説してきました。いかがでしたか?
ハゲには医学的に決められた基準があるのと同時に、友人・恋人からの指摘や自分で気づくことなどで、ハゲになるんですね。
しかし、薄毛が始まったときは、抜け毛の形状が変わったり、抜け毛の量が増えたりするなどの変化が見られますので、注意深く観察してみてください。
また、過去の写真と比べると、よりわかりやすく気づくことができるので、薄毛が気になり始めた方は、ぜひ試してください。
薄毛の対策には、育毛剤がオススメです。育毛剤の治療は自分のペースで安心して進めることができます。
ですので、「最近ちょっと薄毛が気になるなぁ」「将来禿げないために何かしたいなぁ」という方には、育毛剤が向いています。
実際に私がそうだったので、自信を持っていうことができます。
もしあなたが薄毛の治療を考えているのであれば、あなたに合った育毛剤を見つけることが重要です。
以下に、私がこれはいい!と感じた育毛剤についてまとめていますので、確認してください。