「薄毛に亜鉛がいいってホント!?」
「亜鉛を摂りすぎると体に悪いんでしょ?」
「亜鉛のサプリを飲めばいいの!?」
亜鉛という名前は聞いたことはあるけど、どういった役割があるのかイマイチわからないですよね。
実は、亜鉛は人間の体にとって、とても重要な成分で、亜鉛が不足すると人間は正常に活動することができません。
髪の毛にとっても、重要な役割を果たしているので、亜鉛が不足していると、薄毛になりやすいんです。
もし、髪の毛と亜鉛についての関係を知らずに過ごしてしまうと、薄毛の治療をしたところで何年経っても効果が出ず、「こんなはずではなかった・・・」と後悔することもあり得ます。
逆に、亜鉛と薄毛の関係についてしっかりとわかっておけば、効率よく薄毛の治療を進めることができます。
ちなみに私も亜鉛不足解消のために、サプリメントを飲んで薄毛治療をしています。
このページでは、「亜鉛って人間の体とどう関わっているのか?」「亜鉛と薄毛の関係は?」ということを、私の経験も踏まえて解説します。
Contents
亜鉛は人間の体にとって超重要!
亜鉛は、ミネラルの一種で、ナトリウムやカリウムなどの仲間です。亜鉛には、タンパク質の合成や酵素の働きを活発化するなど、さまざまな役割があります。
亜鉛が不足してしまうと、亜鉛欠乏症という、味覚障害・成長障害・皮膚疾患などの症状が見れらます。
これは、亜鉛が、味蕾(舌にある味を感じる器官)の組織形成、骨の代謝、皮膚の代謝など体の中のさまざまなところに関係しているため、亜鉛が不足すると広い範囲で障害を生じてしまうんです。
髪の毛が作られるときも、亜鉛が関わっています。
髪の毛の主成分であるケラチンの生成を亜鉛が助けているんです。
そこで、続いては、亜鉛と髪の毛の関係について見ていきましょう。
亜鉛はケラチンの形成を助ける
亜鉛は髪の毛にとって、とても重要な役割を持っています。
亜鉛が髪の毛にとって、なぜ大切かというと、亜鉛が髪の毛の8割を占めるケラチンという成分のの合成を助けるからです。
ケラチンは、18種類のアミノ酸が結合してできています。元々バラバラに独立していたアミノ酸同士が結合することでケラチンが作られます。
亜鉛には、アミノ酸同士が結合するときの触媒となって、反応を促す役割があるんです。
具体的な例として、ケラチンの元となる18種類のアミノ酸のうち、シスチンとグルタミン酸が結合する場合を説明します。
反応
上記のような反応を進めるときに、亜鉛があると、スムーズに進むようになります。そのため、亜鉛は髪の毛にとってとても重要な栄養素であると言えます。
体の亜鉛が不足していると、薄毛につながる
体全体に亜鉛が不足していると、髪の毛に使える亜鉛がとても少なくなります。
髪の毛は、人が生きていく上で、必須ではないので、栄養素が後回しにされるからです。最初に消化器などの重要な部分から栄養が供給されて、あとから髪の毛へ供給されます。
そのため、亜鉛が不足していると重要な部分への供給も足りなくなるので髪の毛へ使える部分が少なくなるんです。
ケラチンを作るためには亜鉛が必要なので、髪の毛に亜鉛が不足していると、髪の毛が作りづらくなり、薄毛につながります。
このように、亜鉛は、人間の体にとっても、髪の毛にとっても非常に重要な役割を持っているんです。
亜鉛を摂取する方法
続いて、亜鉛を摂取する方法について説明します。
亜鉛は、体内で作ることができないので、食べ物やサプリメントで摂取するしかありません。
成人男性の場合、亜鉛の1日の必要量が9mgと言われています。一日三食とすると、一食あたり3mgが目安です。
亜鉛を豊富に含む食べ物として有名なのはカキです。カキなら一食で一日分の亜鉛を摂取することができます。
しかし、カキ以外に亜鉛を豊富に含む食材はあまりないです。
そのため亜鉛をしっかり摂取するためには、サプリメントの服用も必要です。
そこで、食べ物からの摂取と、サプリメントでの摂取の両方について説明していきます。
食べ物から摂取する
普段の食生活で、亜鉛を食べ物から摂取するのは少し難しいです。なぜなら、亜鉛を豊富に含む食材が少ないからです。
亜鉛を豊富に含む食材は、カキや牛肉、レバーなどです。中でもカキが圧倒的に亜鉛を含んでいます。
以下に亜鉛を含む食材について、一食あたりの亜鉛の含有量をまとめました。
目安としては、男性の1日あたりの亜鉛の必要量が9mgなので、一食あたり3mgが目安です。
一食当たり | 一食当たりの亜鉛 | |
カキ | 100g(5粒) | 13.2mg |
牛肉(もも) | 100g | 4.4mg |
豚レバー | 50g | 6.9mg |
鶏レバー | 50g | 3.3mg |
たらこ(生) | 40g(1/2腹) | 3.1mg |
納豆 | 40g(1パック) | 1.9mg |
鶏卵 | 60g(1個) | 1.3mg |
引用:米子医療センター
表にあるように、カキであれば一食で一日分の必要量が含まれていますが、カキ以外の食材は、一食分の亜鉛をなんとか摂取できるくらいの含有量です。
たとえば、鶏レバー50gというのは、焼き鳥屋さんのレバー串2本分です。焼き鳥屋さんで2本のレバーを食べてやっと1日に必要な亜鉛の3分の1になります。
レバー串を1日3回、2本ずつ食べるのはなかなか難しいですよね。頑張ればできそうですが、かなり大変だと思います。
このように、食べ物だけで、亜鉛を必要量摂取することは難しいです。なるべく摂取できるように心がけることは大切ですが、サプリメントで補助をするほうが手軽でいいと思います。
サプリメントで摂取する方法
しっかり亜鉛をとろうと思ったら、サプリメントもいっしょに飲みましょう。
1日9mgの亜鉛を食事だけで摂取するのは、難しいからです。
毎食、カキ・牛肉・レバーのどれかを必ず食べるのは、相当難しいですよね。
もちろん栄養はなるべく食べ物から摂取したほうがいいので、食事から摂取できる方は、サプリメントはいらないでしょう。
しかし、私のようにカキ・牛肉・レバーを毎食摂取できない方は、サプリメントを飲んだほうがいいです。
実際に私は、チャップアップサプリという育毛サプリを飲んでいます。育毛サプリには、亜鉛が含まれていますので、食事で摂取しきれない分はサプリメントでカバーしています。
名前だけ見ると育毛サプリは、育毛成分がたくさん入ったサプリメントのように見えますが、実際は違います。
育毛サプリには、髪の毛に必要だけど、食事だけだと不足しがちな栄養素が入っているんです。そのため、育毛サプリには、亜鉛のほかにも、ビタミンや、アミノ酸などの、髪の毛にとって大切な成分が入っています。
私が飲んでいるチャップアップサプリについては、以下のページでまとめていますので、読んでみてください。
1日4粒飲むだけなので、全然負担にならずに続けられます。育毛剤とセットで購入できるので、費用の負担も少ないです。
亜鉛は、体にとっても、髪の毛にとっても重要なミネラルなので、不足しないようにしっかりと摂取していきましょう。
亜鉛の摂りすぎはNG
亜鉛が不足しがちな栄養素だからと言って、ひたすら摂取すればいいというわけではありません。亜鉛は摂りすぎもNGなんです。
亜鉛を摂取しすぎると、銅や鉄の吸収がされず、貧血や神経障害を起こしてしまうからです。
繰り返しになりますが、成人男性の場合、亜鉛の推奨摂取量は1日9mgです。しかし、1日50~60mgの亜鉛を継続的に摂取すると、銅欠乏症などになることがわかっています(引用:微量栄養素情報センター)。
厚生労働省では2015年に、一日あたりの亜鉛の摂取量に上限を設けています。18~29歳の男性は40mg、30~49歳では、45mgとしています。
亜鉛を60mg摂取なんて、ありえないと思いますよね?カキで言ったら20個以上食べないといけません。それを継続的にというのはあり得ない話に思えます。
しかし、サプリメントが関わるとそんなこともないんです。海外の亜鉛サプリメントには、1粒に50mgの亜鉛が含まれるサプリメントがありました。
そのため、食事+サプリメントで60mgほど摂取していた例があったんです。
今では、1粒あたり10mg以下が一般的ですが、間違えて飲みすぎることのないように、注意が必要です。
髪の毛を育てるには、亜鉛だけではダメ
髪を育てるためには、亜鉛だけを熱心に摂取しても効果が薄いです。
なぜなら、亜鉛はアミノ酸がケラチンになる部分を促進しているだけなので、肝心のアミノ酸が不足していたら、髪の毛そのものが作られないからです。
アミノ酸を吸収するためには、タンパク質とビタミンを摂取することが大切です。
タンパク質
タンパク質はアミノ酸の元となる成分です。タンパク質が分解されて、アミノ酸になります。肉や魚、卵、豆、乳製品に多く含まれています。具体的には以下の通りです。
肉 豚のしょうが焼き、焼き鳥、ステーキ
魚 焼き魚、刺身、煮魚
卵 生卵、オムレツ、卵焼き
豆 納豆、煮豆、豆腐
乳製品 牛乳、チーズ、ヨーグルト
普段からよく食べるものが多いので、摂取することはそこまで難しくないと思います。しかし、コンビニ飯やカップ麺が多い方はタンパク質をあまり摂取できていません。
外食に行っても、定食などのおかずがついているメニューを選ぶようにしましょう。
ビタミン
ビタミンも髪の毛にとって重要な成分です。ビタミンによってタンパク質がアミノ酸に分解される反応を促進します。
一口にビタミンと言っても、13種類が存在し、薄毛に重要なビタミンはビタミンA、ビタミンB群、ビミタンC、ビタミンEの5つです。ビタミンを豊富に含む食材は以下の通りです。
ビタミンA レバー、緑黄色野菜
ビタミンB2 レバー、うなぎ、牛乳、納豆
ビタミンB6 まぐろ赤身、さんま、バナナ
ビミタンC 緑黄色野菜、レモン、キウイ
ビタミンE アーモンドなどのナッツ類、かぼちゃ
ビタミンも亜鉛と同じように食事だけから摂取するのが難しい栄養素です。特に、ビタミンCは不足しやすいので、注意して摂取するようにしましょう。
髪の毛には、亜鉛・タンパク質・ビタミンの3つが必須です。普段からバランスよく摂取するように心がけていきましょう。
まとめ
このページでは、亜鉛と薄毛の関係について解説してきました。いかがでしたか?
亜鉛は、髪の毛にとって重要な栄養素でありながら、食事から摂取するのが難しい栄養素なんですね。
私は食事だけでは摂取することが難しいと思い、チャップアップサプリもいっしょに飲んでいます。
私は薄毛を育毛剤のチャップアップとサプリメントのチャップアップサプリで治療していますが、どちらかだけでは薄毛は改善できていないと思っています。
なぜなら、亜鉛のように、食事だけでは必要な部分をすべてカバーはできていない部分があるからです。
サプリで補助することで、正常な頭皮の状態になったんだと思います。
そのため、薄毛を治したいと思っている方は、育毛剤だけでなく、サプリメントもいっしょに使用して、内面からの治療も検討してみてください。
多くの育毛剤がサプリメントとのセット購入ができるので、費用のことはあまり心配しなくてもいいと思います。
以下に、私がオススメする育毛剤をまとめています。サプリメントのことについても記載していますので、見てみてください。