「最近おでこが広くなってきているなぁ」
「薄毛の進行が始まったら、食い止めるのは不可能?」
「いっそ早めに坊主にしたほうがいいのか!?」
自分の髪が少なくなっているのに気づくと、かなり焦りますよね。
一度薄くなったらハゲるしかないのか、とあきらめたくなります。
実は、薄毛の進行は生活習慣の改善や、育毛剤の使用などで、食い止めることができるんです。
もし、薄毛の進行を食い止める方法を知らずに、今のまま過ごしてしまうと、10年後に「こんなはずではなかった」と後悔するかもしれません。
逆に、薄毛の進行を食い止める方法を知っておけば、50~60代でもフサフサのかっこいい大人になれます。
ちなみに私は、薄毛が気になり始めてからすぐに対策をスタートしました。生活習慣の見直しと育毛剤を使い始めたことで、薄毛の進行は止まり、今では回復してきています。
そこでこのページでは、「薄毛の進行を食い止めるにはどうすればいいのか?」ということを、私の経験を踏まえて解説します。
Contents
薄毛の進行は食い止めることができる
薄毛は、一度始まったら止められないイメージがありますよね。
しかし、意外とそんなことはないんです。
なぜなら、薄毛が始まった原因があるので、対策を打つことで改善することができるからです。
たとえば、私の場合は、薄毛が進行しているとともに、フケが多いという状態でした。
フケが多いということが頭皮の環境が悪い証拠です。
私は、アトピー性皮膚炎でもあるので、頭皮が乾燥しやすいことも、頭皮環境の悪化に拍車をかけていました。
そこで、育毛剤を塗ったり、頭皮に栄養が届くように生活習慣を見直したりすることで、少しずつ改善していったんです。
このように、薄毛の進行は、自分に合った対策をすれば食い止められます。
薄毛を食い止めるなら、早め対策を!
薄毛が気になり始めたら、早めに対策をすることが重要です。遅くなることになんにもメリットはありません。
なぜなら、薄毛は、進行すればするほと、髪の毛が少ない状態で始めるので、回復に時間がかかるからです。
回復に時間がかかると、薄毛を治療するための労力やお金が余分にかかりますよね。
逆に、早めに対策できれば、髪の量が多い状態で始められるので、元に戻るのも早いです。
自分の頭皮を鏡で見たときに、なんか薄くなってきたなぁと感じたときには、すでに以前より3割減った状態だと言われています。気づいたときには、意外と薄毛は進んでいるんです。
ですので、「そろそろ怪しくなってきた、、、」「薄くなってきた気がする」という方は、対策を始めるべきと言えます。
薄毛を食い止めるための対策
続いて、薄毛を食い止めるための対策を説明していきます。
薄毛を食い止めるための対策は、以下2つのステップです。
【STEP1】 生活習慣を見直す
【STEP2】 医薬品や育毛剤を使用する
まずは、【STEP1】生活習慣を見直すから説明していきます。
【STEP1】生活習慣を見直す
最初にやることは、生活習慣の見直しです。
髪の毛が生えるようになるには、体が健康でなければいけないからです。
髪の毛は、人間の体にとって、生きていくのに必須ではありません。
そのため、生きていくのに必須である部分に栄養が足りていない場合、髪の毛には栄養が回ってきません。
まずは、生活習慣を見直して、健康な体にする必要があります
生活習慣を見直すポイントは、食生活・睡眠・シャンプーの3つです。それぞれ説明していきます。
食生活
一つ目の生活習慣を見直すポイントは、食生活です。健康な体はバランスのよい食事から作られます。
薄毛に特にいい成分は、タンパク質、ビタミン、亜鉛の3つです。
①タンパク質
髪の毛はタンパク質を元に作られるので、タンパク質が不足していると、髪の毛が作られません。
タンパク質を多く含む食材 → 肉、魚、卵、豆、乳製品 など
② 亜鉛
髪の毛の大部分を占めるケラチンが作られるのを助ける役割があります。
亜鉛を多く含む食材 → カキ、牛肉、レバー、納豆 など
③ ビタミン
タンパク質がアミノ酸に代わるのを助ける役割があります。
ビタミンを多く含む食材 → 緑黄色野菜、レバー、ウナギ、さんま など
普段の食生活の中で、タンパク質・亜鉛・ビタミンをしっかり摂れるように心がけて食事をしてください。
髪の毛と食事に関しては、別のページで詳しく書いていますので、気になる方は読んでみてください。
以上が、薄毛にいい食生活についてになります。
普段の何気ない食生活が、髪の毛に大きく影響を与えています。外食が多かったり、お酒やタバコが好きだったりする方は、食生活の見直しを検討してくださいね。
睡眠
二つ目の生活習慣を見直すポイントは、睡眠です。髪を育てるためには、睡眠は必須です。
寝ている間に成長ホルモンが分泌されて、髪の毛が成長するからです。
髪の毛にとって、夜10時~深夜2時がゴールデンタイムだと言われています。夜10時~深夜2時に細胞の活動が最も活発になり、髪の毛が成長します。
そのため、夜10時~深夜2時には、心身共に休めておく必要があります。
この時間にスマホを見たり、パソコンを見たりして、覚醒していると細胞が十分活動できません。髪の成長するチャンスを逃してしまいます。
夜10時~深夜2時に毎日寝るのは、なかなか難しいと思いますが、髪の毛にとっては大切なことです。
少しずつでいいので、あなたの生活を見直してみてくださいね。
シャンプー
3つ目の生活習慣を見直すポイントは、シャンプーです。
洗浄力の強いシャンプーを使っている方は、頭皮に優しいシャンプーに変えましょう。
洗浄力の強いシャンプーは、必要な皮脂まで洗い流してしまうんです。
皮脂は過剰に分泌されると、毛穴につまったり、頭皮の菌を増殖させたりして悪影響をおよぼしますが、頭皮の乾燥や外部の刺激から守るために、一定量は必要になります。
そのため、必要な分の皮脂まで洗い流してしまうと、頭皮環境の悪化を招いてしまうんです。
洗浄力の強いシャンプーは成分で見分けることができます。
ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムなどの表記が入っているシャンプーは、洗浄力の強いシャンプーです。高級アルコール系シャンプーと呼ばれます。
市販のシャンプーは8割方、高級アルコール系シャンプーです。
もし、あなたが使っているシャンプーにラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムなどの成分表記があったら、シャンプーを変更しましょう!
アミノ酸系シャンプーがオススメ!
私がオススメしているシャンプーは、アミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーは、洗浄力が強すぎないので、必要な皮脂を残して、頭皮の汚れを洗い流します。
成分に○○グルタミン酸や、○○アラミンなどの表記あるシャンプーは、アミノ酸系シャンプーです。実際に私もチャップアップシャンプーというアミノ酸系シャンプーを使っています。
使い始めたころは、高級アルコール系シャンプーと比べて、洗い終わったときの爽快感がなく、「ちゃんと洗いきれてない気がする、、、」と不安にはなりました。
しかし、そのまま使いつづけても、頭皮から匂いがしたり、フケが増えたりすることもなかったので、しっかり洗えているんだ、と安心しました。
また、使っていくうちに、髪がキシキシしたり、頭皮が乾燥している感覚がなくなっていったんです。
そのため、アミノ酸系シャンプーは頭皮に優しいシャンプーでありながら、しっかり洗浄もできるシャンプーであると言えます。
高級アルコール系シャンプーに比べて、少し価格が高いのがデメリットですが、頭皮に優しいし、頻繁に買うわけでもないので、メリットのほうが大きいかなと思います。
チャップアップシャンプーが気になる方は、確認してみてください!
チャップアップシャンプーはこちら以上が、【STEP1】生活習慣を見直すでした。食生活・睡眠・シャンプーの3つを見直すことで、薄毛を食い止める土台ができあがります。あなたも今の生活を振り返ってみてください。
【STEP2】育毛剤やAGA治療薬を使用する
生活習慣の見直しをしたら、次は育毛剤やAGA(男性型脱毛症)治療薬を選んでいきます。
STEP1の生活習慣の見直しをすることで、今より進行を遅らせることはできますが、劇的に回復することは難しいです。
そこで、育毛効果・発毛効果のある薬を使用することで髪を取り戻していきます。
薬で薄毛を治療する方法は、基本的に2つしかありません。
1つは、プロペシアというAGA(男性型脱毛症)治療薬を使用する方法、もう一つは、育毛剤を使用する方法です。
AGA治療薬と育毛剤は、薄毛の進行度で使い分けます。進行度合いが大きい方はプロペシア、進行度合いが小さい方は育毛剤で治療するのがオススメです。
それぞれのメリット・デメリットを説明していきます。
プロペシアの効果は強力だが、リスクがある。
プロペシアは、AGAという男性型脱毛症を治療する薬です。プロペシアは、日本皮膚科学会から効果を認められている薬で、AGAを治療するための定番の薬です。
しかし、プロペシアは効果が高い分、副作用のリスクがあります。
AGA治療薬を使用するメリット・デメリットを説明していきます。
プロペシアのメリット
プロペシアのメリットは、効果が高いことです。発毛効果が認められています。
そのため、薄毛の進行度合いが大きい方でも治療を進めることができます。
進行度の目安は、下図を参照してください。下図における右側2つくらいの進行度の場合は、プロペシアでの治療がオススメです。髪が薄くなり始めてから、さらに薄毛が進行している状態ですね。
このように、薄毛が大きく進行しても、元の状態に戻れる可能性があるくらい効果が高いのが、プロペシアのメリットです。
プロペシアのデメリット
プロペシアのデメリットは、副作用のリスクがあることです。性欲減退や精子減少などの副作用のおそれがあります。
プロペシアが副作用を起こす理由は、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの量が減るからです。
プロペシアを使うことで、5α-リダクターゼという酵素の役割を弱めて、DHTが生成するのを抑えています。男性ホルモンの量が減ってしまうので、性欲減退や精子減少などの副作用が起こりうるんです。
実際、私も薄毛の治療をはじめるとき、プロペシアでの治療を考えましたが、副作用のリスクが怖くて育毛剤での治療を選択しました。
まだ結婚もしておらず、子供もいないのに、性欲がなくなったり、精子が減ってしまったりするのは、とてもリスクが高いと思ったんです。
プロペシアは、副作用のリスクがあるので、もしあなたがプロペシアでの治療を考えていたら、頭にいれておいてくださいね。
育毛剤は、今ある髪にアプローチする
続いて、育毛剤について説明します。育毛剤は、プロペシアのように発毛効果がなく、あくまで今ある髪を育てるという治療法になります。
そのため、薄毛が大きく進行している方には効果が薄いです。育毛剤のメリットとデメリットを説明します。
育毛剤のメリット
育毛剤を使うメリットとして、副作用がほとんどないことがあります。
プロペシアでは、性に関する副作用があったのに対し、育毛剤には副作用がほとんどありません。
そのため、独身の若い方でも安心して使うことができます。
私もずっとチャップアップという育毛剤を使ってきましたが、性欲減退や勃起不全などの副作用などは感じたことがなかったです。
チャップアップのメーカーにも問い合わせたことがありましたが、副作用があったなどの報告は受けていないとのことでした。
そのため、「育毛剤って気にはなるけど、副作用とか大丈夫?」と思っている方は、あまり心配しなくていいのかぁ個人的には思っています。
副作用がほとんどないことは大きなメリットですね。
育毛剤のデメリット
育毛剤のデメリットは、薄毛が大きく進行している方には、不向きということです。
育毛剤は、今ある髪の毛を育てるものです。そのため、元々の髪の毛がかなり少ないと回復は難しいです。
私の場合は、薄毛の進行が初期段階だったので、育毛剤を選びました。
下図の四角で囲った部分が当時の私の進行度です。
前頭部が怪しくなってきたという状態だったので、まずは育毛剤で治療しよう思い、チャップアップを選びました。
前頭部のM字が深くなり、ボリュームも減ってきたところで治療を開始しました。
髪の毛はまだある程度残っていたので、育毛剤を選択したんです。
実際、私は育毛剤で効果が得られたので、私くらいの進行度であれば、育毛剤で治療するのがいいと思います。
しかし、薄毛が大きく進行している方は、育毛剤では不十分であり、育毛剤のデメリットだと思います。
以上が、育毛剤のメリット・デメリットになります。育毛剤は、薄毛が大きく進行している人には使用できない反面、副作用の心配がほとんどありません。
ほかにも、プロペシアに比べて、費用がかからなかったり、病院に通う必要はなかったりという違いもあります。
今のあなたの状況に合った治療方法を選んでみてくださいね。
まとめ
このページでは、薄毛を食い止める方法について説明しました。いかがでしたか?
薄毛は、しっかり対策を打てば食い止めることができます。改めて、薄毛の対策をまとめると、
【STEP1】生活習慣の見直し
① 食生活
② 睡眠
③ シャンプー
【STEP2】プロペシアか育毛剤を使用する
プロペシア・・・効果は高いが、副作用のリスクがある
育毛剤・・・副作用のリスクはほとんどないが、薄毛が大きく進行している人には不向き
上記の対策をすることで、薄毛は少しずつ収まってきます。実際に私は、生活習慣の見直し+育毛剤で治療を行い、少しずつ改善されていきました。
薄毛の進行が初期段階だったので、育毛剤でも十分効果を発揮できたんだと思います。
もしあなたが、育毛剤での治療を考えているのであれば、早めに対策をはじめることが大切です。
そのために、数ある育毛剤の中から、自分にあった育毛剤を選ぶことも忘れないでくださいね。以下に私がオススメする育毛剤をまとめていますので、ご覧になってください。